あなたの小説はなぜラストまで書けないのか。あるいは読まれないのか。

文章が読みにくい、冒頭しか読まれない、最後まで書けない、という初心者が陥りがちな悩みを少しだけアドバイスします。

書けなくなった本当(多分)の理由

数年ぶりに投稿。
もうネット小説の世界そのものに嫌気がさしてしまって、このブログも削除しようか、と思ったものの、また書きたいことがあるかもしれない、と思って放置してました。

嫌気がさした、という理由。

率直に書いてしまいますが、自分と折り合いが良くない人が、プロ作家デビューしたのが1番の要因です。
それだけならまだいいんですが、その人、知り合った頃は仕事も見つからなくて貧乏でみんなで慰めていたのに、いつの間にやら愚痴がなくなったと思ったら、結婚してました。
それから運が巡っていたのでしょうか、投稿サイトの作品が書籍化してプロ作家になった、というわけです。

その人の作品は評判がいいのですが、それはコミュ力を駆使してたくさんランキング投票されたからであって、作品の良し悪しはわかりません。だってランキング=決して作品の内容が良い、というわけではないのは、カクヨムで嫌というほど思い知らされたからです。

その人はコミュ力があるからいつもグループの中心的存在。
私は対照的に雑談力が低いから、浮いた存在。自分でいうのもなんですが、私の意見は一般的な人より少しずれているところがあるらしく、それが気に障る人がいたりして、たまに一方的に批判されることがあります。
その人はそのなかでもとくにキツイタイプでして、要するに私はその集団から干されてしまいました。

何があったのかは書きませんけど、あれだけ集団で非難されたら、とてもじゃないけど発言できなくなります。怖い。
それ以降、他の人からも無視されるようになってしまい、私は名前だけおいてその集団からは距離を置きました。

私以外にも被害者が数人いたのを目撃し、空気が読めないタイプはネットにも居場所がないんだな、と残念な気分でした。

 

それが○年前の話。かなり昔。
で、すっかり忘れたころ、その人、カクヨムでプロデビューしてましたよ。
高収入の旦那様がいて専業主婦できて、その合間に書いた作品がSNSを駆使して編集者の目に止まって、というラッキーそのもの。

なのに私は何を書いても資料を使っても、需要がないジャンルかつ古臭い文章だと言われ、コミュ力もないから評判もまったくなし。
なんであんな暴言を吐く人が、世間一般の幸福と、創作世界の幸福を得ることができるのでしょうか?

ほかにも知り合いがたくさんデビューされていて、自分の作品と比べてしまい、ネット小説で需要がないのを思い知らされました。
それだけならまだいいけど、現実の暮らしもいいことさっぱりなくて、友達もいなくなってしまいました。リアルもネットも。
もちろん優しい伴侶もいません。
昔いたけど、ひどい嘘つき&ケチなモラハラで、利用されただけでした。そんなこと書いても暗くなるだけだし、表向きのブログでは書いてません。

世の中、運が悪いと何をやってもうまくいかない、惨めになるだけだ、と感じるようになってからは、ネット小説そのものが嫌になりました。
神様がいたとしたら、残念ながら私の人生は「何をやっても報われない」という運命を担わされているようです。

ネット小説――とくにカクヨムを見るたび、★の数の少なさと、デビューした知り合いたちの落差に、辛くなってしまいます。

何もかも恵まれて運がいい人たちが羨ましいです。
本当に。
けどそれを表向きに書いたら、また批判されるでしょうから、沈黙したまま創作界から去っている状態です。